打ち合わせでパンケーキを食べたことを謝罪いたします。これ以後、打ち合わせではお互いにご飯を持ち込み、できるだけお金を使わないよう努めます。
皆様お世話になっております。ダリ専用プロデューサーダレです。
タイトルが一見ふざけているように見えるかもしれませんが、結構真面目な話なので、最後までお付き合いください。
活動のために借金までして命かけて頑張ってる最中、
「投げ銭頼むなら貧乏飯を食え」
と言われました。
この書き方をすると
「”貧乏飯を食えとまでは言わないが”と言ったのに!」
というでしょうが、それと同じニュアンスでしたのでこの記事を書いています。
今後のSNS投稿について

まず、もう打ち合わせの画像に関しては投稿しません。
投げ銭をもらってる立場の僕らが、まともな人間が食べるものを食べてはいけないということに気がつきました。
しかし、少しばかり、疑問がございます。
今回は気持ちを吐露させて頂きたくこの記事を書いています、多分また荒らされそうですが。
経費という概念
投げ銭は活動費、遠征費、運営費等で使用させて頂いております。
しかし、打ち合わせや特定の機材の経費、ご飯は僕の自腹です
自腹でダリにご馳走しても、ダメですか。
僕はこの活動で、何百万と借金を背負ってしまい、それでもなお諦めずになんとか必死に頑張る中、ダリの歌が、活動が止まるのだけは避けたい。
だから大変お恥ずかしながら皆様に頭を下げて投げ銭を求めていました。
そして何より、それは強制ではありません。
投げ銭しなければダリを見れないわけではありません。
投げ銭をしていただいたことには勿論とても感謝していますが、株主のような物言いで、生活や人間性にまで強く言われるのはとても困惑します。
その投げ銭で、僕らが日々ただただ上手い飯を食ってるとでも思ってるんでしょうか?
アーティストが、表現者が、美味しいものを食べて、美味しいと感じる、感情が揺れる、感情が豊かになる
それってとても大事なことだと思ってます。
「これで焼肉食え!」「うまいもん食って〜!」
そんな投げ銭だって何十回も頂いています。
しかしそれでもそこからお金は使いません。活動費に充てるように心がけています。
しかし、「投げ銭してやってるのに」という姿勢の方が一人でもいる限り
僕らは投げ銭をもらう限り、楽しく過ごしてはいけないのです。
以前の10分の1以下しか会えていいない現状
僕とダリは今本当に金欠すぎて2ヶ月に1回会えればいいくらい、会えていません。
はっきり言います。僕が、彼にご飯をご馳走するのすら苦しいからです。
活動費を捻出するために、働かなければいけないからです。
今までは、特にコロナ前までは毎週、週に2-3回は会っていました。
その時のご飯だってもちろん当時から僕の奢り、言うなればポケットマネーです。
「僕が」「本業で」「稼いだ」お金で、です。
それは今も変わりません。
しかし今ではそれすらできない現状なので、今は会うのすら控えています。
働かなければならないため、時間が取れない、というのも、含み。
僕もダリもお互い、お互いに会いたい。
会うたびに言います。
「ダリ不足だわ〜」
「ダレ不足です〜」
お互い会えることを励みに頑張っている状態です。
でもその余裕すらないくらい、2人ともギリギリなんです。生活も、気持ちもね。
そんな中で打ち合わせも兼ねて会って、900円のパンケーキを食べてブチギレられました。
それだけじゃない!いつもだ!っていうんでしょう。
ええ、以前焼肉だって食べましたよ。
でもそれ、僕ら、毎日食ってます?
なんなら数ヶ月前ですよ。
九州まで行って、鈍行移動で2ヶ月弱、休まず戦った男に
「僕が」「自腹で」焼肉をご馳走するのが悪いことなんでしょうか。
毎日毎日、朝からナンバリング数百枚書いて、検温して、打ち合わせして、曲覚えて、5回6回と歌い続けて日が変わることに帰ってきて売り上げ報告して、その間もずっと連絡取り合って。
そんなに頑張っている男に、「僕が」「自腹で」焼肉をご馳走するのが悪いことなんでしょうか。
そして何より何回も言いますが、あなたの投げ銭で飯を食ってるわけじゃない。
しかしこれをいうと
「飯奢る余裕があるなら投げ銭求めるな、活動費も自分で払え」てことになるんですよね。
ビジネスの話がしたい
例えばです。
あなたの働く会社が赤字続きで、今にも潰れそうです。
そこでわざわざ自分の家族とのご飯を削ってまで、会社のパソコンを自腹で負担したり、プリンターを直してあげたり、会社の忘年会を全て負担したり、社長にご飯をご馳走したり、しますか?
僕はそれをしています。
自分のお金でしています。
ダリの労を労いたい。
ダリに感謝を伝えたい。
普段節制してくれてるダリに、月に1回程度僕と会う時くらいはちゃんと食べてほしい。
そう思って、そうしています。
僕は本業で働いたお金のかなりの割合をダリの活動に当てています。
はっきり言います。それでももう、止まりかけています。
遠征するにはお金がいる。
何かをするにはお金がいる。CD作るのも運ぶのも全て。
コロナも何もなければ、きっとどうにかなりました。そのプランでした。
しかし、全てが崩れて全てが飛んで、借金を背負いました。色々ありました。何回も死にたいと思っています。
そこから、もう何も身動き取れなくなるくらい、地獄の毎日です。
でも、ダリと100万枚売り切りたい。ダリの歌を、もっと、届くべきに人々に、ダイレクトで届けたい、感謝を伝えたい。とにかくその気持ちを胸に、頑張っています。
「ダレが」「ダレが」って言いますが
僕がお金が欲しくて言ってるんじゃないんです
遠征で、たくさんの人に届けたい、でも一回の遠征には数十万円かかるんです。
足りないんです。はっきり言います。足りないんです。
CDの売り上げあるだろ!っていうんですよ。そういう方って。
いや、待って、1000円のCD売って1000円使えると思いますか?原価って知ってますか?ランニングコストってご存知ですか?家賃って、保険て、税金て、知ってますか?
全て使えるわけないんです。生きるためにはお金が必要なんです。
だから、遠征のように、特殊にお金の動く部分では、投げ銭に頼らざるを得なくなるんです。
それを「ダリを見たいから」「遠くの人にダリを見てほしいから」
そういう思いで投げ銭してくださっている方がほとんどのはずです。
本当にありがとうございます。
それらと、一年で数えるほどしか会えないダリとダレのご飯、しかもダレのお金、そこに何か関連性はありますか?
遠征旅、ダリはホテルに泊まってはいけませんか?野宿をすれば満足ですか?
ダリが野宿している間は僕も野宿した方がいいですか?
新幹線なんて使わず、歩いて旅をするべきですか?僕もダリの遠征中はスクワットしてた方がいいですか?
毎日毎日、常に「売れる!売る!」と信じて300枚近くのCDを持ち歩くダリ、その重みで何回も台車が壊れても、買ってはいけませんか?
投げ銭をもらう=全ての生活や贅沢、お金の使い方に制限をかける
なんですか?
最後に
至極非情に聞こえるかもしれませんが極論の極論、僕はプロデューサーです。(勿論心ではそれ以上の関係性だと言いきれます)
例えば秋◯康さんが
「A◯Bの研究生の子がなかなか稼げるようにならない」からと言って、一緒になって節制初めて塩おにぎりを食べますか?
打ち合わせで美味しいご飯会を開いたことに対して
「ファンからチェキ代を、握手会のお金をとってうまいもん食ってる!うまいもん食う余裕あるならそんなことさせないで金やれ!」
なんて言いますか?
最後にもう一度言います。
投げ銭のお金は活動費です。
打ち合わせで食べるご飯代は、僕のお金です。
これは、アーティスト活動。アーティスト活動は、ビジネスです。
極論言います
僕は会う時はできる限りダリを送り迎えしています。
その移動車も僕が買っています(勿論プライベートでも使うためですよ。でも会う時それを使って移動するんですよ)、ガソリンも僕が払っています。車検もメンテも、高速代も
それらも全てやめて徒歩で待ち合わせて、歩きながら蒲焼君を食べなければいけませんか?
必要以上の節制を強いられるのであれば、もう投げ銭のシステムは取りやめさせて頂きます。
活動云々ではなく、心が壊れてしまいます。
いや、投げ銭やCDの売り上げで競馬やってたらキレてください。
キャバクラ行ってたらキレてください、殴ってください。
でもね、違います。
「僕が」「本業で」「稼いだ」お金で、です。
そんな僕自身ももうお金はありません。
それでも投げ銭から何かを使うのではなく(遠征や緊急時用の貯金などで使ったりしています)自分の稼ぎからお金を捻出するよう頑張っています。
しかし、謝らなければなりません。
事実お金がないない、これから先が不安だとSNSに書いたのはアーティストとして、表現者の端くれとして、人間として、相応しくない行為でした。
不快な思いをした方々にお詫び申し上げます。
本当に申し訳ありませんでした。
以後絶対にこのようなことは致しません。
しかしこれだけは覚えておいてほしいです。
あなたは不可抗力で何百万円の借金をしたことはありますか?
おそらくほとんどの人がないがずです。
はっきり言いますが、僕がそれほど借金できるということは前年度前にそれだけ稼いでいたということです。
本業の仕事でね。結構頑張ってはいる方だと思うので。
それを投げ打って、最初からダリに賭けて、沢山の投資もしてきました。
僕はダリの活動に専念するため、活動初期で、メイン軸で動いていた本業の一部を削りました。
その結果勿論年収がガクッと下がりました。
でもそれでも問題なく動ける範囲で、ダリに最大限力を注げるよう、お金も回るよう、うまくバランスをとっていました。
そのタイミングコロナや色々な出来事が重なり、今の状況に陥りました。最悪のタイミングで最悪の状況になりました。
収入は減ったまま、いっときはダリも歌えなくなりました。
どれだけ不安で、どれだけ怖いか。
僕はその恐怖に負けて、ついついSNSで弱音を吐いてしまいました。
僕は立場上弱音なんて吐いてもいけませんし、お金も永遠生み出さなければいけません。それを言うに事欠いて、弱音を吐くなんてクズの所業でした。
本当に申し訳ありません。
それがやっと少しずつ動き出していくようになったのに、次は僕に生まれた借金が足を引っ張り出している。
でも、遠征をしたい、ちゃんとCDを作り続けたい、歌い続けたい。僕もそれを一番近くで聴いていたい。
そのために恥を承知で、何度も何度も、投げ銭をお願いしてきました。
そして、ご飯投稿に関しても、ダリ自身僕自身、プライベートを出さないSNSスタイルなので、ダの者にとってレアで、きっと喜んでもらえるであろう、ご飯や二人のシーンを、たまに会った時くらいは提供したい一心で、投稿を行なっていました。
しかし、それも投げ銭を頂いている以上相応しくないんだなと、投げ銭1円の重みを実感致しました。
不快な思いをさせてしまった方々、大変申し訳ありませんでした。
以前も、活動のために、必死に活動費を捻出して捻出して、どうにもうまく回らないから、投げ銭をお願いし続けました。その時もコジキと呼ばれました。僕はダリの活動のために、全てをやっていると思っていました。
だって僕プライベートで人に投げ銭してくれなんて言ったことないですよ。
でも、周りから見ると、ダリは毎日頑張るナイスガイ、ダレは金だけもらうコジキ野郎だったんです。
どうやって見たら、僕がお金欲しくて書いてるようにみえるんだろう。絶対に、遠征だって活動だってお金かかるに決まってるのに。活動の仕方的に、マネタイズに限界があるから、ファンの力を貸してください!と、みんなでダリを作り上げるような気持ちで言っていたのに。
読んでいただいてありがとうございました
僕はもう借金と共に消えるべきなのかもしれませんね。
望んでいる方も随分多いと聞きました。そういうことを言われるのももはやキツイです。
1種類目も間も無く売り切れます。
皆様の応援、そして投げ銭無くしては、ここまで歌い続けることも、売ることもできなかったと思います。
ダリだけが頑張っています。僕は何もしていません。何もできていません。本当に申し訳ありません。
しかしこれからもダリには楽しく最高の歌を届ける使命があります。
そして、それができる最高のセンス、歌声、人柄、気持ちがあります。
これからもダリを、どうかよろしくお願いいたします。
ダリよ、迷惑ばかりかけてすまないな。
ダレ